Mac上で動画をGifに変換する必要があり、どういった方法があるのか調べると、FFmpegというソフトが良いらしいことが判明。ただし、このソフトはインストールも実際の操作もコマンドラインを使うことになる。Macではターミナルを使うことになるのだが、僕はコード書くことなどまずないので、ターミナルの作業には少なからず抵抗感がある。だが、興味はあったのだろう。とりあえずFFmpegを使ってみることにした。
まずはHomebrewをインストール
FFmpegをインストールする前に、まずはパッケージ管理システムであるHomebrewをインストールする。インストールは簡単だ。公式サイトにあるスクリプトをコピーして、ターミナルにペーストするだけだ。そのあたりの顛末をこちらで書いている。
続いてFFmpegのインストール
こちらのインストールもとても簡単だ。ターミナルを起動した後、「$」の後に下のコマンドを入力するだけだ。
brew install ffmpeg
インストールを終えたら、問題なくインストールができているか確認する。バージョンの確認をしてみよう。「$」の後に下のコマンドを入力する。
ffmpeg -version
下記のようにバージョン情報が表示されれば、インストールは成功だ。
ffmpeg version 4.1.4 Copyright (c) 2000-2019 the FFmpeg developers
built with Apple LLVM version 10.0.0 (clang-1000.11.45.5)
configuration: --prefix=/usr/local/Cellar/ffmpeg/4.1.4_1 --enable-shared --enable-pthreads --enable-version3 --enable-avresample --cc=clang --host-cflags='-I/Library/Java/JavaVirtualMachines/adoptopenjdk-12.0.1.jdk/Contents/Home/include -I/Library/Java/JavaVirtualMachines/adoptopenjdk-12.0.1.jdk/Contents/Home/include/darwin' --host-ldflags= --enable-ffplay --enable-gnutls --enable-gpl --enable-libaom --enable-libbluray --enable-libmp3lame --enable-libopus --enable-librubberband --enable-libsnappy --enable-libtesseract --enable-libtheora --enable-libvorbis --enable-libvpx --enable-libx264 --enable-libx265 --enable-libxvid --enable-lzma --enable-libfontconfig --enable-libfreetype --enable-frei0r --enable-libass --enable-libopencore-amrnb --enable-libopencore-amrwb --enable-libopenjpeg --enable-librtmp --enable-libspeex --enable-videotoolbox --disable-libjack --disable-indev=jack --enable-libaom --enable-libsoxr
libavutil 56. 22.100 / 56. 22.100
libavcodec 58. 35.100 / 58. 35.100
libavformat 58. 20.100 / 58. 20.100
libavdevice 58. 5.100 / 58. 5.100
libavfilter 7. 40.101 / 7. 40.101
libavresample 4. 0. 0 / 4. 0. 0
libswscale 5. 3.100 / 5. 3.100
libswresample 3. 3.100 / 3. 3.100
動画をGifアニメーションに変換する
mp4をgifに変換する基本的なコマンドは以下のようになる。
ffmpeg -i input.mp4 output.gif
input.mp4は入力ファイル。 output.gifは出力ファイル。
input.mp4の場所が「書類」にあれば、cdコマンドで該当ディレクトリまで移動するか、下記のようにファイルを指定しても良い。
ffmpeg -i /Users/user_name/Documents/input.mp4 /Users/user_name/Documents/output.gif
オプション フレームレイト:-r
下の例ではフレームレイトを10としている。
ffmpeg -i input.mp4 -r 10 output.gif
オプション サイズ:-vf
下の例ではサイズを320×240にしている。
ffmpeg -i input.mp4 -vf scale=320:240 output.gif
アスペクト比を保ちながら幅を変更数場合はこのようになる
ffmpeg -i input.mp4 -vf scale=320:-1 output.gif
最後に
当初、ターミナルを使うというだけで、なにやら否定し難い苦手意識に席巻されてしまうのだが、実際は、拍子抜けするぐらい簡単だった。
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