今回は、プラグイン「BackWPup」を使ったWordPressデータのバックアップ方法について書き残しておこう。
BackWPupとは
BackWPupはWordPressデータをバックアップすることができるプラグインだ。
定期的に自動バックアップを取ることもできる。保存場所はサーバー上の任意のフォルダに設定できる。Dropboxに保存することも可能だ。
BackWPupをインストールする
WordPressの管理画面から「プラグイン」>「新規追加」をクリック。
「BackWPup」を検索し、インストールする。
インストール後、有効化する。
新規ジョブを追加する
BackWPupを有効化後、左メニューに新たにできた「BackWPup」をクリック。
次に「新規ジョブを追加」をクリック。
【設定】一般
- このジョブの名前
バックアップの種類がわかるような名前が良いだろう。例えば「毎週バックアップ」。 - このジョブは…
基本的には「データベースのバックアップ」、「ファイルのバックアップ」、「インストール済みプラグイン一覧」の3項目ににチェックを入れておいたほうが良いだろう。
- アーカイブ形式
Windowsを使用している場合は「Zip」、Macを使用している場合は「Tar Gzip」を選択する。
- ジョブの宛先
「フォルダーへバックアップ」を選択する。
Dropboxに保存する場合は「Dropboxにバックアップ」を選択する。
最後に一番下にある「変更の保存」をクリックする。
【設定】スケジュール
- ジョブの開始方法
自動バックアップを設定する場合は「WordPress の cron」を選択する。任意のタイミングでバックアップを取る場合は「手動」を選択する。
- スケジューラーの種類
「基本」を選択 - スケジューラー
希望するタイプを選択する。ひとまず「毎週」とした。バックアップ時はアクセスの少ない時間帯が良いだろう。
最後に一番下にある「変更の保存」をクリックする。
【設定】DBバックアップ
- バックアップファイルの圧縮
「GZip」を選択。
最後に一番下にある「変更の保存」をクリックする。
【設定】ファイル
使っていないテーマにチェックを入れる。
最後に一番下にある「変更の保存」をクリックする。
【設定】プラグイン
特に変更しなくても良さそうだ。
【設定】宛先
宛先:フォルダー
サーバー上の任意のフォルダにバックアップ先を設定する。
- バックアップを格納するフォルダー
デフォルトのままで良いだろう。変更することも可能だ。
最後に一番下にある「変更の保存」をクリックする。
宛先:Dropbox
Dropboxに保存する場合、「一般」>「ジョブの宛先」で「Dropboxにバックアップ」を選択する。
次に、現れた「宛先:Dropbox」タブをクリックする。
- Dropboxのアプリへのアクセス
「Dropboxのアプリ認証コードを取得」をクリックする。事前にDropboxにログインしておいたほうが良さそうだ。
「許可」をクリックする。
認証コードが表示されるので、コピーする。
「Dropboxのアプリへのアクセス」の入力欄に認証コードを貼り付ける。
最後に一番下にある「変更の保存」をクリックする。
問題なければ「認証済み!」となる。
最後に
これで定期的に自動でバックアップが取れることになる。どうだろう。それほど手間はかからないと思うのだが。
今後、データを謝って消してしまったり、はたまた第三者によるデータの改ざんなど、不慮の事故とでも言うべき事態に遭遇することもあるだろう。そのような時のためにバックアップは必要だ。
BackWPupプラグインを使えば、大した手間もかからずにWordPressデータを自動的にバックアップできるのだ。是非おすすめしたい。

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